contents
全作品フィルム上映


同時開催
水由 章 写真展
作家トーク/対談 水由章×伊藤高志
10/11(土)12(日)
会場 IAFSHOP*
1Pro ¥1,500-
Free Pass ¥2,500-
2025

瞬きの
シャッターからこぼれ落ちる
光と影の映像集—
主催 FMF福岡 協力/水由 章、IAF SHOP*
水由章氏は、1980年代から現在に至るまで8mm及び16mmフィルムを用いて「個人の手掛ける映像」を意識した映画製作を行っている映像作家である。今回上映する作品の「IN FOG」を例にあげると、意図的に光線引きなどの画面ノイズを取り入れイレギュラーな状況を作り作品に取り込む事で、光と影が、偶然と必然がまるで現像液の中で混ざり合い科学反応をおこしているかの様である。
作家活動の他にも、過去には映像ネットワークVIEW ※1 や映像実験誌Fs ※2 の発行、現在でも国内外の実験映画のプロデュースや配給など日本の実験映像史に残る活躍を見せている。今回の個展では、映画上映の他にもギャラリーにて水由氏の写真展、トークショーも企画しており、貴重な2日間となっている。是非お越し頂きたい。
※1…1988年から90年代半ばまで続いた全国の映像作家、団体によるネットワーク。
水由氏は作家として参加するほか、事務局としても活動した。
※2…1992年~2002年に1号~8号まで発行された実験映像専門誌

作家紹介/プロフィール

水由 章
みずよし あきら
映像作家/ミストラルジャパン代表
1961年生まれ。40年にわたって個人ベースで製作された実験的映像作品の創作・上映活動を続けている。スタン・ブラッケージの大規模な回顧展「ブラッケージ・アイズ2003-2004」のプログラム・ディレクター・総責任者を務める。アラン・エスカル『浮世物語』(2001)、黒坂圭太『緑子/MIDORI-KO』(2010)、『マチェーリカ/MATIERICA』(2016)などの映画プロデューサーを務める。自らも映画フィルムにこだわった実験映画を製作し作品数は50本余を数える。60歳を過ぎてから写真作品も発表している。
PROGRAM
★8㎜ ☆16㎜ 11日12日共通 13:00開場 各回入替制

A-2 ルーマニアの影

A-5 押し続けた時間

A-6 或る風景・都市河川

A-8 水光色

A-11 IN FOG
Aプログラム 13:30上映 上映時間:1時間12分
★1 坂の情景
1985/single8/silent/color/3min
★2 ルーマニアの影
1991/super8/mg/color/4min
★3 ジュガシヴィリの亡霊
1991/single8/mg/color/3min
★4 轍のなかで
1991/single8/mg/color/11min
☆5 押し続けた時間
1989/16mm/silent/color/7min
☆6 或る風景・都市河川
1993/16mm/silent/B&W/6min
☆7 新たなる息吹き
2001/16mm/silent/color/5min
☆8 水光色
2002/16mm/silent/color/7min
☆9 ONES WILLL
2007/16mm/silent/color/10min
☆10 流れるように 紡ぐよう
2009/16mm/silent/color/6min
☆11 IN FOG
2010/16mm/silent,opt/color/5min
☆12 SUBTLETY
2012/16mm/silent/color/5min
Bプログラム 16:00上映 上映時間:1時間12分
★1 サンライト・イズ・ア・ミラクル
2007/super8/silent/color/3min
★2 照映
2010/super8/silent/color/3min
★3 瞬息1-10
1997-2012/single8/silent/color/33min
☆4 RADICAL WATER
2013/16mm/silent/color/6min
☆5 BEYOND CONTROL
2014/16mm/silent/color/5min
☆6 CROSSING IMAGE
2016/16mm/silent/color/5min
☆7 木綿たり/MOMENTALY
2017-2018/16mm/color/silent/4min
☆8 Perception
2019/16mm/silent/B&W/8min8
☆9 VARIOUS SHADOWS(新作・初公開)
2025/16mm/silent/color/5min

B-2 照映

B-3 瞬息

B-6 CROSSING IMAGE

B-8 Perception

B-9 VARIOUS SHADOWS
作家トーク・対談
15:00〜
11日 水由章 作家トーク
12日 【映像作家】対談 水由章×伊藤高志
※観覧には1プロもしくはフリーパスの半券が必要です。
伊藤高志
1956年福岡市生まれ。映像作家。九州芸術工科大学在学中、松本俊夫ゼミで発表した実験映画『SPACY』(81)で一躍世界の注目を浴びる。以後日本を代表する映像作家としてコンスタントに作品を発表。近年では長編『零へ』でイメージフォーラム・フェスティバル2021寺山修司賞を受賞。2024年最新作『遠い声』を発表するなど精力的に制作を続けている。本年4月田川市美術館にて展覧会『像の旅 伊藤高志映像実験室』が開催された。
同時開催
水由 章 写真展
13:00〜20:00※
IAFSHOP*ギャラリースペースにて
入場無料
水由氏が撮影している写真や上映作品に関連した資料を展示致します。上映会と合わせてご覧頂く事で、より水由氏の世界観を体験して頂ける事と思います。
※上映中は入場できません


